パンストックのキビック

10日ほどふたりで旅行に行っていて、先に私だけ帰宅。お供えの水が蒸発していて大分長い間家を空けていたのだと気付く。誰もいない家に帰るのってよく考えたらものすごく久しぶりだったけど、旅行前に玄関や廊下を人感センサー付きの照明に切り替えていたおかげで、なんとなく誰かいる感があって、それが不思議。半日前から夫がリビングの冷房を付けてくれていたので部屋も涼しくて快適。家電のスマート化って便利だよなと思わされる一瞬でもある。以前なら数日旅行に行っていたら、リビングは濃厚な鳥臭が漂っているはずだけど今は無臭。いつもなら寂しがってすねる鳥をあやしながら片付けをしているはずだけど、いないのでサクサク進む。

特にお腹が減っていたわけではないけど、パンストックで買ってきたパンの中から、今日中に食べないとやばいかなと、キビックを食べる。きび砂糖を使ったクリームパンで、アイコン的な商品のひとつらしい。買ったときはシェル型の押印がされていて可愛かったけど、あちこち持ち歩いているうちにしわしわになってしまった。

でも味は抜群。しっかりもっちりしたカスタードで、小ぶりだけどクリームパンの王道って感じの満足感があった。

モーニング

ジュウニブンベーカリーのバゲットにゆで玉子、コーヒー。夫にはバター、私はキリと砂肝のコンフィ。

そういえばキリは最近、クリームチーズじゃなくてクリーミーポーションという名称に変わったと話題になっていたけど、今のところ味が激変したとか、そういうことはないので、いつも通り買っている。時々買っていたベルキューブは量を減らして値上げしたが、値上がり幅が大きすぎてちょっと気軽に買えなくなった。

食後に、昨日買ってきた一元屋のきんつば。今は6個入り紙箱1000円になってしまったが、相変わらずおいしい。このおいしさが続くのなら、もう少し値上げになってもまだまだ全然オッケー。

にんじんとツナのサラダ

せっかく新宿に出たのだからと、以前から気になっていたコートを見に行って、「試着だけでもいいですか」と言って試着したのに、結局まんまと買って帰った。正直言うと、もうちょっと様子見してもいいかなと思う気持ちもなくはなかったが、でも、あー、コート新調しなきゃなーと頭の片隅で思い続けるコストと、自分の希望条件(ロングダウン、手持ちの服に合わせられる、そこそこきれいな店にも着ていけるデザイン、10万以下)に当てはまるものを探すコストと、その中からどれがいいかなーと考えるコストを考えると、もうここで手打ちにしたいという気持ちの方が大きかった。結局のところ、実際に着てみないと正解は分からないが、とりあえず、もうコートを探す手間からは解放されたので良かった。

晩ご飯は、ジュウニブンベーカリーのバゲット。バゲットは焼きが強くて塩気はあんまりなくて、この店にしてはちょっと意外な感じのどっしりした感じのパンだった。おかずは、昨日のホワイトシチュー、だけだとちょっと寂しいかなと、ツナとにんじんのサラダ。無理矢理一品増やした割には、あんまり頭を使う気になれなくて、にんじんをスライサーでスライスして、軽く塩振ってもんでお皿に盛って、ツナと千切りの自家製らっきょう甘酢漬けを添えて、レモン汁を回しかけただけ。

本当はドレッシングを作って和えて、味をきちんと決めて盛った方がいいんだろうけど、そういう頭すら使うのがおっくうというときもある。でも、逆に、夫は、こういう食べるときに頭を使う食べ物はあまり好きでなく、実際、サラダにはそんなに箸をつけなかった気がする。にんじんが堅いといっていたが、普段なら、千切りの太さを変えたり、火を入れたりして微調整しているが、今日はもうスライサーでスライスして生のままで出しているので、そうね堅いだろうな…すまんな…とは思った。身の締まったいいにんじんだったので、多分、煮物に使った方がよさそうだった。

食後のデザートに、ジュウニブンベーカリーのショコラオレ。ここの店のパンはどれも好きだけど、甘いパンだったら、これかショコラフランスが好きかな。もう結局、新しいものよりも、何年もずっと食べてるものを食べるので満足してしまう。

小さいパンだけど、これを夫と半分こして、それで十分満足できてしまうのが、またすごいと思う。

スペアリブと豆の煮込み

歯医者おわりにちょいちょい寄り道をして、近所のパン屋で食パンを買って帰る。バゲットのおいしい店なんだけど、歯医者帰りなので柔らかいパンが食べたくて。

焼きたてだったので、ほかほかしっとり。粉にこだわりのある店のようで、そういう店は何を食べてもおいしい。近所にそういう店があるのは本当にありがたい。

1.5人前残ったスペアリブとみとり豆の煮込みに水を足して、煮返して2人前に。昨日残ったブロッコリーに作り置きの紫玉ねぎのマリネ。このマリネは大原千鶴さんのレシピだけど、分量がシンプルで簡単なのに、甘酸っぱさがちょうど良くておいしい。

クロワッサンとバゲット

ビゴの店の生バゲットと、ゴントランシェリエのクロワッサンで晩ご飯。ゴントランシェリエはお久しぶりで、クロワッサンはこんな味だったかなぁと思い返しながら食べた。意外にしっとりもっちり系でほんのり甘い生地だった。そのままよりも、サンドイッチで食べるのが似合いそう。

3割引になっていた大多摩ハムのショルダーハム、玉ねぎとカリフラワーを炒めて軽く煮込んでペースト状にしたものにパプリカパウダー、白菜の軸とりんご(ジョナゴールド)のサラダ。ドレッシングは千鳥酢、オリーブオイル、塩。

カリフラワーのペーストは以前にポタージュを作ったら、夫が「この食べ方が一番好きかも」と喜んでいたのでもう一回作ってみたのだけど、今回は無反応だった。もっと緩く作った方がいいのかな。

ゴントランシェリエ、昔は新宿南口のサザンテラスで大々的にやっていたけど、いつの間にか撤退してしまい、そしていつの間にか再上陸していた。今度は小田急ハルクの1階で、ほぼ仮店舗みたいな体で営業している。ハルクの出入り口は、1階にある化粧品ブランドの香りと、パンの焼ける香ばしい、甘い香りが混じり合って、なんともいえない臭いだったので、今後は、改善されるといいなと思った。私が行ったときは前に9人待ちだったが、私が買い終わって店を出たときには、もう人は誰もいなかった。

小田急新宿店の外観。この姿も近々になくなってしまうだろうから、思わず写真を撮ってしまう。

ゴントランシェリエのヴィエノワバニラミルクフランス。最後の1個だったので思わず買ってしまった。というのも、南口で営業していたときは、ここのヴィエノワミルクフランスが好きで、ちょいちょい買っていたからだ。

食後にワクワクしながら食べたが、大分変わったなぁという印象。あんまりにも久しぶりすぎて思い出補正が入っているのかなと思いつつも、いややっぱり、大分変わったよと思う。やっぱりもうあのおいしさは幻になってしまったのだなぁ。

ビゴのパンのタルティーヌ

歌舞伎座で十一月吉例顔見世大歌舞伎(十三代目團十郎襲名公演)の昼の部を観てから宮川で鶏肉を買い、マロニエゲート銀座2へ。地下の休憩所で、ビゴの店のスモークハムとカマンベールのタルティーヌ。スライスしたパンオルヴァンのうえにハムとチーズ。特にチーズがたっぷりで、マズいわけがない。お茶と一緒に食べたが、ちょっと辛口の白ワインやドライなシードルがあったら天国だったな…と思いながら食べた。

実は家にチケットを忘れてきて一旦最寄り駅まで戻ったので、最初の「祝成田櫓賑」はパス。新之助お披露目の「外郎売」と「勧進帳」だけ観る。夫が駅まで届けてくれたから最小限の被害で済んだが、家まで戻っていたら「外郎売」も途中からになっていたはずなので、ナイスアシストでした。ありがたや。

ちなみに今日は12月公演の松竹会員発売日なのだけど、ドタバタしながら出先で2分遅れでネットにつないだら、1等席はめぼしいものがほぼ売り切れていた。玉三郎が揚巻を演じ納めということで、私ですら23000円出す気満々だったのだから、皆さん同じ気持ちに決まってるよね。

村上隆作の祝い幕。上は3階から、下は2階から撮ったものだけど、こうしてみるとそんなに差は感じないかも。でも、2階から見た方が当然、大きく見えます。場内は満席。晴れ着姿の方が多く、またお久しぶりに歌舞伎を見に来ましたという雰囲気の方も多く、襲名っぽい賑やかさに満ちています。

楽しみにしていた「外郎売」ですが、新新之助は2年延長されたこともあって、普通にうまい。早口上手。見栄も決まっている。そもそも顔が良くて普通に立っているだけで華がある。華は努力で身につくものではないので、もうそれだけで価値がある。ただ、なんとなく不思議とぐにゃりとするところ(うまく言えないのだが、要はまっすぐ立ててないというのに近い)が所々あって、結構無理をしているのではないかと、少し心配になった。声も意外と細くて、無理に張っているところがいくつかあったのが少し気になった。最初から難しいことをしなくていいのだから、順番にやることをやって将来立派な團十郎になってほしいと、私は心から願うのだった。

大看板が脇を締めており、やっぱり菊五郎が素敵だった。足元がかなりしんどそうだったが、声はいいし、元気そう。それよりも左團次の方が一気におじいちゃんになっていて、心配になった。

「勧進帳」は、概ね予想通り。元々好きな演目なので、誰がやっても面白く観てしまうので、今回も面白く観た。幸四郎の富樫は真面目一徹。今回の勧進帳はどちらかというと予定調和的な雰囲気が強い感じだった。私が歌舞伎を観始めた頃(2011年前後)に観た勧進帳は、もう少し腹芸が強いというか、本当に富樫は信じていたのかどうか? が曖昧な感じで、そこがミステリーというか、強い余韻になっていた気がするんですが(私の読解力不足もあるかもしれない)、最近の勧進帳はもう出来レースっぽい感じで、緊張感はあんまりなくなってしまった感じがする。でもそれは、観る方も慣れが出てきたからなのかもしれない。

マカロニグラタン

ほうれん草があって、クリーミーなものが食べたい気分だったのと、マカロニが中途半端に残っていたので、グラタンを作った。テキトーに作ったのに、夫がどえらい「おいしい」を連発していたので、記憶が残っているうちに分量と手順を書いておこうと思う。

  • ほうれん草 1把
  • 玉ねぎ 中1/2個(1.5センチ角)
  • 鶏もも肉(宮川の特上) 170~200グラム(ひと口大)
  • にんにく 1片(粗みじん)
  • マカロニ(ママー) 70グラム
    • 湯 1リットル
    • 塩 小さじ2
  • ホワイトソース
    • 無塩バター 50グラム
    • 薄力粉 40グラム
    • 牛乳 500ミリリットル
    • 鶏ガラスープの素 小さじ1/2
  • 溶けるチーズ(よつ葉) 100グラム
  • パン粉 大さじ2

  1. 片手鍋に湯1リットルをわかし、塩小さじ2を入れて、マカロニを規定のゆで時間の倍ゆでる。ゆでている間に、ざく切りにしてざるに入れたほうれん草をざるごと鍋に入れ、軽くゆでて引き上げる。触れる温度になったら手で絞って置いておく。マカロニがゆであがったらざるにあけ、触れる温度になったら包丁で半分に切り分けて置いておく。
  2. フライパンにサラダ油をひき、玉ねぎを炒める。玉ねぎが透き通ったら、ニンニク粗みじん切り、鶏肉を入れて炒める。鶏肉に火が通ったら、ほうれん草を入れて、ざっと混ぜ合わせる。
  3. マカロニとほうれん草をゆでた片手鍋を軽く洗ってから、ホワイトソースを作る。バターを入れて火にかけ、溶けたら薄力粉を入れてよく馴染ませたら、ホイッパーに持ち替えて、牛乳を少しずつ注ぎながら、ソースに仕上げる。ゴムべらで掬ったらすぐにツーっと垂れる程度の緩い感じで止める。最後に鶏ガラスープの素を入れて、よく混ぜる。
  4. 耐熱容器に2のフライパンにある具を入れ、3のホワイトソースを注いで、溶けるチーズを散らし、パン粉を表面にまんべんなくかける。
  5. 200度のオーブンで25分焼く。

写真のマカロニは上記分量を半分にしたものなんですが、あまりにおいしかったようで、夫からは「今日はこの倍食べられる」と何度も言っていたので、次回は一気に作ろうと思います。あと、「ほうれん草がおいしかった」「鶏肉がおいしかった」とも言っていたので、この組み合わせがベストなのかも。

ナスのキャビア

キィニョンのバターロールがあるので、それに併せてちまちま野菜のおかずを作る。

今はなすが安い季節で、どうとでも調理しておいしい食材なハズなのに、いざ山ほどなすがあると逆に何を作っていいか案外思いつかない。大抵は、田舎煮か焼きなすになるが、バターロールが相手だしねぇ…と考えて、なすのキャビアにすることにした。

シンプルに、焼きなすを作って、皮剥いて、叩いて、おろしニンニク少々、水分が多かったので樋口直哉さんのnoteを参考にフライパンで少しから煎りしてみたけど、しなくてもよかったかな(個人の感想です)。ボウルに移して、レモン汁。塩は、食べる直前に、マルドンをぱらりと振りかけた。こうした方が、塩味にムラが出て、なんとなく好きなのだ。マルドンは、味もそうだが、見た目も良い(大きな結晶があると嬉しくなる)ので、とても好きな塩だ。

作っている途中で、ババガヌーシュでもよかったな…と思ったが、まだまだなすの季節は続くので、そのうち作ろう。

ポテサラの残りと、叩ききゅうりに姜葱醤をかけたもの、鎌倉ハム(富岡商会)のロースハム、生わかめと晩柑のサラダ。

ところで、鎌倉ハムで検索したら、実は鎌倉ハムって特定の企業の商標じゃなくて地域ブランドみたいな扱だったと初めて知った。

Wikipediaを見るとなかなか複雑だが、じゃぁ、鎌倉ハムを使っているのが看板の大船軒のサンドイッチのハムはどこが…と思ったら、富岡商会のものとのこと。そもそも、富岡商会を起こしたのが大船軒の創業者で、もともと大船軒は当初は鎌倉ハムの源流とされる外国人から仕入れてサンドイッチを作っていたが、ハムも作るようになったという背景があるそうだ。なるほどなあ。久しぶりに今度買ってこようかな。

バインミーサンドイッチ

国分寺に行ったら、キィニョンによるのがお約束なのだけど、国分寺マルイで「こくマルパンマルシェ」をやっていて、今日が最終日で、バインミーサンドイッチが来ていたので、私の分はそれで。本当はリンデのアップルシュニッェルも食べたかったけど、前の人が質問しながら時間をかけて選んでいたので諦めた。リンデだったら、また食べる機会もあるだろうし。

ベトナムハムとレバーペーストのバインミー。パッケージに「葉ものを外してオーブントースターで焼くとおいしい」とあったので、肉類以外の具を全部出して温めてから食べたけど、確かに、パンがパリッとしておいしかった。

半分食べて、残りは夜食べようと思ったのに、結局全部食べてしまった。

夫の分はちゃんとキィニョンで調達。チーズインチーズ、コーンパンのほか、スコーン饅頭、オレンジあんパン。この、オレンジあんパンが、夫の大好きな瑠異沙にそっくりで、なかなかよかった。

バインミーを食べたほかに、甘いパンをしっかり半分平らげて食べ過ぎ。食後に思わず昼寝をした。