ツナサラダ

夫がビゴのパンを買って帰宅。てっきり普通のフランスパンを買ってくると思ったら、発酵バターを練り込んだソフトフランスみたいなのを買ってきたので、少し当てが外れた。なぜなら、ミルクフランスのクリームを作っていたからだ。

ビゴが銀座から春日に移転してしまって、パンを買ってくるのはそっち方面に時々用事がある夫の役目になってしまったが、リーンなパンや全粒粉を使ったパンが好きな私と違い、夫は圧倒的にリッチ好き(かつ堅いパンは苦手)なので、一度として私が好きなパンを買ってきたためしがない。ビゴだから何食べてもおいしいから良いけど、いい加減普通のフランスパン(バタールよりは、バゲットかスペシャリテ)も買ってきてほしい。ビゴのフランスパンは皮がおいしいのだよ。

クリームは使わず、ツナサラダにカップスープで済ませる。こんなおかずでもすごくおいしい昼食になるのは、やはりメインがビゴのパンだからだろう。

食後に、オートミールクッキーズ。

クロワッサンとバゲット

ビゴの店の生バゲットと、ゴントランシェリエのクロワッサンで晩ご飯。ゴントランシェリエはお久しぶりで、クロワッサンはこんな味だったかなぁと思い返しながら食べた。意外にしっとりもっちり系でほんのり甘い生地だった。そのままよりも、サンドイッチで食べるのが似合いそう。

3割引になっていた大多摩ハムのショルダーハム、玉ねぎとカリフラワーを炒めて軽く煮込んでペースト状にしたものにパプリカパウダー、白菜の軸とりんご(ジョナゴールド)のサラダ。ドレッシングは千鳥酢、オリーブオイル、塩。

カリフラワーのペーストは以前にポタージュを作ったら、夫が「この食べ方が一番好きかも」と喜んでいたのでもう一回作ってみたのだけど、今回は無反応だった。もっと緩く作った方がいいのかな。

ゴントランシェリエ、昔は新宿南口のサザンテラスで大々的にやっていたけど、いつの間にか撤退してしまい、そしていつの間にか再上陸していた。今度は小田急ハルクの1階で、ほぼ仮店舗みたいな体で営業している。ハルクの出入り口は、1階にある化粧品ブランドの香りと、パンの焼ける香ばしい、甘い香りが混じり合って、なんともいえない臭いだったので、今後は、改善されるといいなと思った。私が行ったときは前に9人待ちだったが、私が買い終わって店を出たときには、もう人は誰もいなかった。

小田急新宿店の外観。この姿も近々になくなってしまうだろうから、思わず写真を撮ってしまう。

ゴントランシェリエのヴィエノワバニラミルクフランス。最後の1個だったので思わず買ってしまった。というのも、南口で営業していたときは、ここのヴィエノワミルクフランスが好きで、ちょいちょい買っていたからだ。

食後にワクワクしながら食べたが、大分変わったなぁという印象。あんまりにも久しぶりすぎて思い出補正が入っているのかなと思いつつも、いややっぱり、大分変わったよと思う。やっぱりもうあのおいしさは幻になってしまったのだなぁ。

ビゴのパンのタルティーヌ

歌舞伎座で十一月吉例顔見世大歌舞伎(十三代目團十郎襲名公演)の昼の部を観てから宮川で鶏肉を買い、マロニエゲート銀座2へ。地下の休憩所で、ビゴの店のスモークハムとカマンベールのタルティーヌ。スライスしたパンオルヴァンのうえにハムとチーズ。特にチーズがたっぷりで、マズいわけがない。お茶と一緒に食べたが、ちょっと辛口の白ワインやドライなシードルがあったら天国だったな…と思いながら食べた。

実は家にチケットを忘れてきて一旦最寄り駅まで戻ったので、最初の「祝成田櫓賑」はパス。新之助お披露目の「外郎売」と「勧進帳」だけ観る。夫が駅まで届けてくれたから最小限の被害で済んだが、家まで戻っていたら「外郎売」も途中からになっていたはずなので、ナイスアシストでした。ありがたや。

ちなみに今日は12月公演の松竹会員発売日なのだけど、ドタバタしながら出先で2分遅れでネットにつないだら、1等席はめぼしいものがほぼ売り切れていた。玉三郎が揚巻を演じ納めということで、私ですら23000円出す気満々だったのだから、皆さん同じ気持ちに決まってるよね。

村上隆作の祝い幕。上は3階から、下は2階から撮ったものだけど、こうしてみるとそんなに差は感じないかも。でも、2階から見た方が当然、大きく見えます。場内は満席。晴れ着姿の方が多く、またお久しぶりに歌舞伎を見に来ましたという雰囲気の方も多く、襲名っぽい賑やかさに満ちています。

楽しみにしていた「外郎売」ですが、新新之助は2年延長されたこともあって、普通にうまい。早口上手。見栄も決まっている。そもそも顔が良くて普通に立っているだけで華がある。華は努力で身につくものではないので、もうそれだけで価値がある。ただ、なんとなく不思議とぐにゃりとするところ(うまく言えないのだが、要はまっすぐ立ててないというのに近い)が所々あって、結構無理をしているのではないかと、少し心配になった。声も意外と細くて、無理に張っているところがいくつかあったのが少し気になった。最初から難しいことをしなくていいのだから、順番にやることをやって将来立派な團十郎になってほしいと、私は心から願うのだった。

大看板が脇を締めており、やっぱり菊五郎が素敵だった。足元がかなりしんどそうだったが、声はいいし、元気そう。それよりも左團次の方が一気におじいちゃんになっていて、心配になった。

「勧進帳」は、概ね予想通り。元々好きな演目なので、誰がやっても面白く観てしまうので、今回も面白く観た。幸四郎の富樫は真面目一徹。今回の勧進帳はどちらかというと予定調和的な雰囲気が強い感じだった。私が歌舞伎を観始めた頃(2011年前後)に観た勧進帳は、もう少し腹芸が強いというか、本当に富樫は信じていたのかどうか? が曖昧な感じで、そこがミステリーというか、強い余韻になっていた気がするんですが(私の読解力不足もあるかもしれない)、最近の勧進帳はもう出来レースっぽい感じで、緊張感はあんまりなくなってしまった感じがする。でもそれは、観る方も慣れが出てきたからなのかもしれない。