中華街散策

朝ご飯は中華街東門すぐのサンマルクで。全体的に朝の遅い中華街の中で、ここは7時に開くのでホテルで朝食を摂らない旅人にはありがたいのでした。なんかね、1個ずつビニール袋に入った状態も、すっかり当たり前になったなーと思ったり。

夫はいつも通り、チョコクロにアメリカンコーヒー。私は、今日はサンドではなく、季節限定品のプレミアムチョコクロスイートポテトにしました。パッケージがハロウィン仕様。キャラメルソースを絡めたサツマイモが入ったチョコクロで、おいしかったんですが、チョコクロ原理主義者の夫に言わせると、「チョコが少ない」。確かにそれは事実で、チョコが好きな人は、普通のチョコクロを食べた方がいいとは思いました。でも、芋が好きな人なら、これもよし。ちなみに、単品のお値段は、普通のチョコクロよりも+90円(280円)。

横浜来るとここのサンマルクはちょいちょい入るんですが、なんか、以前よりもさらに人がいなくなったなーと思いました。この手の店って、普通、通勤時間前にちょっとしたピークがあるもんですが、今日がたまたまかも知れないけど、ほんとに、全然、人がいなかった。静かにゆっくりコーヒーが飲めてありがたいんだけど、それでいいのか…と言う気持ちもあったりして、少し複雑。

崎陽軒のシウマイBARの上の大きな看板、今回はKIRINのSPRING VALLEYの広告だった。これ「『麒麟が来る』の2人がKIRINの広告してるよ…」ってニヤッとできるのは、一体何人いるのでしょうね。正直、大河ドラマやっているうちに遠慮せず広告打っといた方がよかったのに…と思ったけど、品のいい会社なんだろうなと。

散歩がてらに、開店前の中華街をぶらぶら。朝日にさらされた中華街は、お芝居のセットの裏側みたいな雰囲気も感じる。

関帝廟。通りがかる度に撮ってるけど、いい感じに撮れることはめったにない。今日もイマイチ。

関帝廟の隣の中華学院。がっつり建て替え中。大分大昔に、この学校の脇を通りがかったときに、フェンスからサッカーボールが飛び出してきたので、拾って投げ入れてあげたことがあった。そのときの男子生徒の態度が礼儀正しくて、なんとなくいい印象で残っている。

善隣門。「中華人民共和国72周年、中日国交正常化49周年」の横断幕が掲げられている。ちなみに私は、国交正常化後に生まれているのですが、こういう数字を見ると、つくづく自分は、本当の意味での戦後の子なんだなと思う。

中華街は人が多いので、基本、上を向いて歩くことはない。なので、このカニは、初めて気づいた。

ついでに、メニューも見てみた。ほんとにカニのお店なんだなぁ。興昌という、創作中華のお店だそうです。

ホテル(ローズホテル)に帰還。やっぱりちょっと変わった外観です。

泊まった部屋は、当日予約可能ないわばたたき売りのお部屋だったんで、あんまり期待していなかったんですが(実際、エレベータ脇で眺望ゼロ)、とにかく古いホテルならではのゆったりした間取りがなんとも言えず良かった(ツインでベッドがセミダブルサイズなのが嬉しいー)。コンセントが少ないのと、Wi-Fiがやや弱いのはちょっと残念でしたが、のんびりしに行くと思えばそれもよし。蛇口やスイッチパネルのレトロ感は味があって良かったです(水回りや気温室温に不便は全くなく、快適でした)。

で、チェックアウトしてお昼を食べてから帰ったんですが、長くなったので、次の記事に回します。

中華街散策

今日は十五夜なので、白玉粉もあるしお団子でも作ろうかなと思っていたのだけど、夫が急に「ローズホテルの素泊まりが安いから泊まりに行かない? 月餅買えるよ」というので、その提案に乗ってみる。みなとみらい線の山下公園口を出て、中華街東門をくぐってすぐのY字路を右に行くと、なんかちょっとゴツゴツ感が80年代風というか、都内では見ないデコラティブな大きい建物があって、1階に重慶飯店が入っている大きな建物。それがローズホテル

ぱっと見異様な雰囲気だし、通りすがりに覗くロビーは薄暗い(ように見える)ので、ちょっと敬遠していたんですが、実際に入ってみると、ごく普通のシティホテルでした。1つ勘違いしていたのは、長らく1階に重慶飯店が入っているホテルだと思っていたんだけど、ちょっと違って、重慶飯店が経営しているホテルなんだそうです。今回は素泊まりだし、結局ホテルでは何も食べなかったんですが。

今日は十五夜なんですけど、中華圏の人にとっては中秋節であって、ロビーには巨大な月餅が、お獅子と一緒に飾られていました。説明書きには1994年から毎年作っていて、直径1m、黒あん42㎏、皮の生地10㎏、アヒルの塩卵8㎏(700個)だそうです。なんか大きすぎて、最初食べ物に見えなかったけど、これ、やっぱり、最後はみんなで食べるんですよね、きっと。

チェックインしてから、中華街をぶらぶらしつつ、お目当ての月餅を買い歩く。中秋節当日で、もう夕方なので、定番の品は売り切れていたり、品薄だったりも結構多かった。水曜日なので、定休日のお店もちらほらあったし。

今回買ったのは、こんなの。こんなに食べられるのかな…と自分でも思いながら6個、全部で1キロはありそうな重量でした。

  • 華正樓の仲秋伍仁月餅
  • 翠香園の金銀肉月(五目木の実+金華ハム)、伍仁鹹肉(五目木の実+ひと塩)、伍仁甜月(五目木の実)、旦黄蓮蓉(はすの実あん+塩卵1個)
  • 紅棉の双黄蓮蓉月餅(塩卵2個入り蓮餡の大月餅)

月餅を買った後は、関帝廟でお参りしたり(参拝は有料なのは知ってたけど、どのくらいお金を払えばいいのかが、いつも外から眺めるだけだった。結論から言うと、線香代1人500円で、ここが最低ラインと言うことが分かったので良かったです。今度は金紙も買って、もっと徳を積もうと思いました)、

明日の朝食用のパンを買いに元町まで出たりして(結局、めぼしいパンは見つからず。この辺は水曜日が定休日のお店が多いんですね)、ぶらぶら。

帰りに媽祖廟の前を通ったら、何か神事のようなことをしていました(中秋節のお祀りだったそうです)。

晩ご飯は、やっぱり南粤美食に行きたいな…と思ったら、残念なことに今日はディナーなし。だったら私は翠香園とか、菜香新館とか、きれいめのお店でゆっくり食べたいな…と思ったんですが、それを夫に言うのは、なんか説明しにくくて(というか、ここ数年で、あの店のアレを食べるぞ! みたいな欲望が結構薄くなっていて、今自分が何を食べたいのかを明確に言語化するのが、年々難しくなってきている)、とりあえず行ってみたいお店リストに入れておいた鳳林に行く。

ランチで行くイメージがあったので、夜だとどう食べようかな…と悩んで、結局目に付いた、ワタリガニのドウチ炒め、酢豚、餃子を注文。最近は量を食べられないので、どう頼むかは結構神経を使う。注文する際、ワタリガニは殻付きだけどいいか? と聞かれたので、問題ないよと言ったけど、実際、がっつり食べにくく、私は何の問題もないんだけど、夫には悪いことをしたなと少し思った。

カニフォークを添えてくれたけど、私は使わなかった。ガブっとかじって、しゃぶって、おしまい。その後で出してくれたハサミがびっくりするぐらい切れ味が良くて、どこのメーカーのか、写真を撮ってくれた良かったなぁと少し後悔してる。

このドウチソースがおいしかったので、今度は、違う素材のドウチソース煮を食べてみたいな…と思った。

酢豚は、べったり甘酸っぱい、もうなんていうか、酢豚! って感じの酢豚だったんですが、妙においしかったです。お肉の衣が、ドーナツみたいな感じで(夫はアメリカンドッグと言っていたが、さもありなん)、分厚くて、サクサクで、食べ応えがあるのに軽い。なんか好きな味でした。

餃子もね、おいしかったんですが、写真撮り忘れた。しっかり味付けされたお肉がむっちり入った焼き餃子で、そのままでも、ご飯と食べてもおいしいだろうなーという感じ。また食べたい。

食後は満腹だったんですが、外食にありがちな苦しさは全然なくて、2時間ほど経ったらむしろスッキリしていました。今度は、テレビでよく紹介されているという、フカヒレチャーハンとかいっちゃうか。

食後に山下公園まで行って、お月見。同じことを考えている人が多いのか、たまたまそういう時間帯だっただけなのか分からないけど、ベンチは空を見るカップルがずらりと座り、そぞろ歩きする人も多かった。21時を過ぎたら急に人気がなくなったので、天気のいい日は毎日こんな感じなのかも。

雲がかかっていて今日は月見は無理かなと思っていたけど、時々雲間から覗かせていて、真ん丸のいい姿を拝めました。

空を見ながらつらつら喋っている中で、夫が、今Twitterで話題の「お腹に入れば皆同じ」と言い切るサイコパスな奥さんの話をしてきたので、私はそのネタ(マンガ)をよく知らんのだけど、そういうことを言わない奥さんで良かったね…と言ったら、そうだね、いつもおいしいものばっかり食べてるよ、この前の萩の月も最高だった、と返答してきたので、なんだかみょーに腹が立った。この文脈で、私が今まで作ってきたものではなくて、買ってきたものがおいしいと言う神経ってどうなのかと。私は本気で腹を立てたのだけど、夫は私の怒りは全く理解できていないようで、なんかそれって、マンガの話と似てるんじゃないか? 読んでないから知らんけど。そのマンガ、奥さんのサイコパスっぷりが話題みたいだけど、話の本質は、案外あるある話でもあるのかも…などと思ったのでした。

マンガの話はさておき、「お腹に入れば皆同じ」というのは、好き嫌いの多い家族を抱えている主婦ならば、皆思うことだろうと思う。家族が満足し、かつ自分もそれなりに満足し、きちんと経済的に成り立つ献立を考えることがどれだけ大変か。これだけのことを考えて実行し継続する能力体力を、他のことに振り分けられたならどんなに良かったかと思う気持ちに応えることは、食べるだけの人間の責務だと思う。問題は、食べるだけの人間にはこの大変さが1ミリも理解できないということで、分からない人間に分からせることは無理な話なので、最適解は大変なことはやらないと言うことになる。こういう骨格の話は、案外どこにでも転がっている話なんだけど、意外と普遍化しにくい。難しいなぁと思う。

みなとみらい方面に目を向けると、エレクトリカルパレード状態で、こういう景色が見られるのも、横浜のいいところだよなーと思ったり。で、横浜に来る度に賃貸情報を検索するんですが、この辺は賃貸だと1Kばっかりなのね。なので、この辺に住みたければ買うしかないけど、どうなのよ。…という、脳内やりとりを毎度行っていて、今回も「無理」という結論に達して終わった。

ホテルに戻って、買ってきた月餅を少し食べる。翠香園の金銀肉月と、紅棉の双黄蓮蓉月餅。

金銀肉月はテスト代わりに別の記事で書いたから改めて感想は書かないけど、一口食べた瞬間に、「あー、これ好きだな」と思ったので、来年も買いたい。 紅棉 で買ったときに、「お月見だから、今日食べてね」と言われたので、ちゃんと食べます。良いことがあるといいな。

中秋の月餅

翠香園の金銀肉月。五仁月餅に金華ハムが入ったもので、ねっちり甘いナッツ餡にうまみと塩気の強い金華ハムの組み合わせが絶妙の甘塩っぱさを演出していて、なんともしみじみおいしい。

検索すると、五仁月餅というのは、月餅の餡の中でもトラディショナルなものだそうで、近年はあまり人気がないと紹介しているメディアもあった。金華ハム入りの五仁は老人に人気と紹介しているところもあったので、まぁそういうポジションの食べ物なんでしょう。実際、横浜中華街でこれを作っているのは、恐らく翠香園だけらしいというのも、なんとなくそういう感じがする。日本で言うとどの辺りの食べ物になるのかな。ざらめをまぶしたせんべいとか、泡雪せんべいとか、そういう感じ? 老人だけが好んで食べる食べ物って、しかし、一体何だろうな。

月餅には、国家基準があるらしく(GB/T19855-2015)、中身に関して色々細かく定められている。簡単に言うと、あんまり混ぜ物をするなという定めだが、こうやってきちんとルール化されているところが、中秋節というのは大事な行事なんだなと言うことが分かる。五仁月餅に関しては、くるみ、あんずの種、オリーブの種、ひまわりの種、ごまの5つをきちんと入れたものじゃないと、五仁と名乗ってはいけないらしい。それ以外のナッツを使った月餅は果仁月餅と名乗らなくてはいけないそうだ。

他にも色々買ったので、ゆっくり楽しもうと思う。あと数日おいた方がなじみが良くなりそうなので、それも楽しみ。

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