ヴィロン

朝ご飯は少し歩いてヴィロンのプチデジュネにする。9時5分頃に着いたが、もう先客が4組ほどいて、大分待たされた。どうやって待つか分かりづらかったので店員(ギャルソンと言った方がいいのか)に尋ねたら、あごでしゃくって無言でここで待っとけというジェスチャーで答えてくれたので、なんかそういうところまでフランスっぽいなーと思って、少し感動した。くだんのギャルソンに限らず、全体的にそういう感じの慇懃さに満ちていて、個人的にはいけ好かない店なのだけど、パンはおいしいのでしょうがないよね。

メニューはA~Eまであるけど、私はクロワッサンとバゲットサンド、飲み物が付いたCで。夫はクロワッサンと飲み物のAを。

クロワッサンはバターたっぷり(エシレバターを使っているのがこだわりらしい)。甘さがあんまりないのがフランス風味なのか(でも、エルメ様のクロワッサンももう少し甘みがある)。サンドイッチは、ハムとチーズが惜しげもなく挟んであっておいしかった。

クロワッサンを食べるといつも思うが、フランス人はこんなバリバリに割れるし、飛び散るし、指がギトつく食べ物を、どんな風にしてうまいこと食べているのかと。人前で食べるには、ケンタッキーよりも難易度高いよ、と思う。

ダバインディア

東京駅近くのホテルに泊まりに行き、チェックインしてすぐに、ダバインディアに晩ご飯を食べに行く。数年前に1回ランチを食べに行ってみたけど大行列で諦めた以来のチャレンジ。18時に予約なしで行ったけど、もう半分近く埋まっていて、すでに賑々しかった。

インド料理は大好きだけど、毎度毎度塩分油分と量の多さで胃を壊すので、今回はミールスは諦めて、単品でいくつか。

まずはティファンから一度食べてみたかったワダを。豆の粉を使ったドーナツみたいなものだそうですが、これ、すっごくおいしかった。食べる前はもうちょっとどっしりした物をイメージしていたんだけど(オールドファッションみたいな感じ)、全然違う。さっくり軽くて、豆腐ドーナツみたいな感じもするけどそれよりも軽い。冷めると少しだけもっちりしてきて、それもおいしい。食べる前は4個かぁ、多いかも…と思ったけど、全然余裕だった。なんならあと2個くらい行けた。

本当はティファンに単品料理を2つほど付けて、それにワイン…ってのも考えたけど、実は仕事を持ってきているので、お酒は控えてカレーを注文。牡蠣のカレーも気になっていたけど、今日は牡蠣の入荷がなかったそうで、だったらエビで。海老のガーリックレモンバター。全然辛くなくて、ただただクリーミーでおいしい。ご飯と食べてもおいしいだろうけど、そのままでもおいしい。ただ、調子に乗ってほぼ丸のまま入っていたししとうくらいの大きさの青唐辛子を食べたら、やっぱり驚くほど辛くて悶絶した。油断した。

夫はシェフのチキンカレー。少し貰ったけど、すごくおいしい。辛いかなと思ったけど、そうでもなかった。

あと、ナンも注文。パリパリで油ギトギトと言うタイプではなく、ふかふかもっちり系でおいしかった。南インド料理のお店だけど、ちゃんとナンとかタンドール料理も置いてあるのね。

食後に、マドラスコーヒーとグラブジャムン。どんなのがくるのかなーと思っていたら、シロップに浸ったベビーカステラみたいなのが出てきました。このシロップが激烈に甘くてびっくりしたんですが、後から検索してみたら「世界一甘いお菓子」と言われているお菓子だそうで、甘いお菓子揃いのインド菓子の中でも最強クラスなものだったそうです。

もちろん現地よりも控えめなんでしょうが、それでも、その一端は知れて良かったです。でも、案外、私、インド菓子、いけるクチかもしれない。やっぱり四谷のムンバイがやっているカフェ、行ってみたいな。

全体的に、油控えめであっさりした味わいだったので、これだったら、ミールスも行けるかも。今度はぜひミールスを食べよう…と心に誓ったのでした。私たちが入ったときから盛況でしたが、会計時には12人の飲み会も始まっていて、マスクもせずにかんぱーいとやっているのを見ると、コロナ落ち着いてよかったなぁと思う反面、もう早々にそんな感じでええのんか…という気持ちもあり、ちょっと複雑な思いがあったのでした。

平次のおうどん

なんだか具合が悪くて、朝食後に少し横になっていて、暖かいものが食べたいなぁと思って昼は、平次のおうどんに行ってみる。私はきつねうどん、夫は鶏天ぶっかけ。

おいしかったが、とにかく麺の量が多くて、そこで苦戦。これがレギュラーで、ランチタイムは大盛りは無料なのだ。世の中そんなに大食いばっかりなのか。夫のぶっかけも同様で、麺の量がつらいと。結局、近所でうどんを食べるなら、小盛が選択できるはなまるうどん一択かしら…って感じになりそう。

腹ごなしに少し歩いて、タリーズでお茶。エスプレッソシェイクに本日のコーヒー。

タリーズで飲む度に思うけど、なんかここのコーヒーと私はあんまり相性が良くないのよねぇ。

うどんが消化できずにさらに歩いて、今度はローソンのアイスコーヒー。最近の私は、外で飲むのは、コンビニコーヒーで十分だよと思うようになりました。これが、私にとって、最大のコロナ後のニューノーマルかもしれない。

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カテゴリー: 外食昼食

ピザハット

今日は衆院選の投開票日なので、ピザを食べながらテレビの速報を見る。ピザハットのクラシック4と、チキンとポテトのセット。トマトジュース買ってきて、買い置きのビールでレッドアイにして飲む。それにしても、ピザ屋のチキンって、なぜあんなにも不思議な味わいなのだろうか。

選挙速報ってのは、昔はもう少しだらだら見るものだったが、今は冒頭の一瞬で結果を出してしまうので、むしろそこが最大の見所になってしまって、なんだかせわしない。結果なんか開票が終われば分かるのだから、もっと違うところにリソースを割けばいいのに、といつも思う。相変わらず、中継を繋いで今の状況を伝えるだけの内容で、これはこれで面白いんだけど、何十年もこれだけで終わっているから、悪くなる一方なんだろうとも思う。

昔はNHKと民法をザッピングしながら見てたけど、速報だったらNHKだけで十分なので、あとは適当にTwitterを見ながら、うちの選挙区の結果が出るまで見ていた。いつも日付が変わるくらいに確定するので、今回もそうだろうと思っていたが、やっぱりそうだった。がっつり競るとどのみち比例で復活当選してしまうので、うちの選挙区はたいてい2人当選するのだけど、結局今回もそうだった。

今回の投票率は56%ほどで、期日前投票の増加と事前のネットの盛り上がりからひょっとすると60%いくのか…という期待もあっただけに、やっぱりそんなもんかなぁという感じだった。なんというか、ぱっと見には、野党共闘が振るわず、自民が信託を得て、維新が大躍進って感じだったけど、野党側にしても、注目区では注目されたとおりの結果が出ていて、つまりはやり方次第だったわけで、そんなに悪い結果じゃなかったんじゃないかと言う気がしました。ただ、ネット界隈を見ていると、野党側の人は悲観論っぽい人が多くって、なんかもう、みんな気が短すぎる…って思いました。選挙の度に思うけど、リベラルだろうが保守だろうがどっちにしろ、すぐに結果を欲しがるし、短絡的に評価しがちだし、ふりかえりとか反省をしないところは、結局同じ気質で、ようはそこが国民性なのかもしれない。

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カテゴリー: 夕食外食

最終的にイケア

午前中に小さな作業を終えたら手持ち無沙汰になったので、天気もいいし、家のことを少しやるか…と思ったら、夫が布団シーツを新調したいから、立川の無印で実物(綿高密度織掛ふとんカバーD)を見てきて欲しいというので、ぶらっと立川に行く。なんでも23区外の店舗だと立川くらいにしか在庫がないんだそうだ。

というか、無印だったら、以前(4年ほど前かな…)にホテルのシーツみたいな、光沢があってつるんとなめらかな肌触りの高級綿のシリーズを単発的に出していたことがあって、それが本当に気持ちよくて気に入っていて、それを再販して欲しいのだが、なぜかあのワンシーズンだけで販売が終了してしまったのが残念でならない。なぜもっと早く買い足さなかったのか。そもそも、無印で気に入ったものって、たいていそれ。買い足そうと思ったときには廃盤か、モジュール変更していて関連商品が買い足せなくなっている。こういう事態に何度となく遭遇しているのだから、特に無印の場合は、気に入ったものはそのシーズン中に早めにまとめ買いしておかなくちゃならん…ということは分かっているはずで、それをやらなかった自分のうかつさを、今なお責めてしまう…。

それはさておき、立川に着いたとき空腹だったのだけど、間の悪いことに12時少し過ぎだった。最初考えていた、ディンタイフォンでラーメンを…の目論見は外れ(目一杯お客を入れて10分待ち)、メゾンカイザーのイートインも長っ尻前提のお客ばかりで数人待ち、グリーンスプリングスに足を伸ばしてみてみたけど、どれもピンとこなくて、ここまで来たら…と、最終的にイケアまでやってきた。私はイケアのレストランはすごーくおいしいと思ったことはないが、それでも好きなのだ。昼時だけどレストランエリアの入りは60%くらいで、席の選択肢が多かったのがラッキー。

ところで、お昼を求めて彷徨っている最中にえらく具合が悪かったのだけど、思い返せば極暖のスパッツを履いたまま出かけたのが大きな要因だと思われる。なんつうてもものすごく暑い。寒くなっても、ある程度空気の逃げ場のある服を着ないといかんなぁと、つくづく思ったのでした。

プラントボールのミートボール(8個入り)に、サーモン、平たいパン、板チョコ、あとドリンクバー。これで1200円弱かな。グリーンスプリングスのカフェ飯と価格はあんまり変わらないけど、食べたいものをちょいちょい選べるのと、カフェテリア特有ののんびりした雰囲気で食べられる自由さには代えがたい。結局は万事マイペースで行きたいのだ。

イケアのオリジナルのミートボールは牛豚の合い挽きを使っているようですが、このプラントボールは、エンドウ豆タンパク質がベースだそうです。正直、何も知らなかったら、普通に「お肉…」と思いながら食べていたと思います。なんていうか、普通においしい。そして、マッシュポテトがボリューム満点で、好きな味。

サーモンは、肉厚でおいしかったけど、がっつり塩きつめ。ワインが欲しくなります。それか、クロワッサンを買って、サンドイッチにして食べてもいいかも。

念願の窓際席。窓際の席はほとんどが4人席なので、ひとりの私は一瞬ひるんだけど、まぁでもいいや、どけと言われたらどけばいいよな…と思い直して、贅沢をさせて貰う。好天にも恵まれて、いい景色を見ながらの食事で、なかなかいいリフレッシュになりました(なのに、景色の写真はこれ1枚しか撮っていなかった…)。でも、本当にいい景色で、時々はこうしてご飯食べに来たいなーと思った。

そういえば、途中で気づいたんだけど、イケアにひとりで来ている人って、全然いないのね。よく考えると、イケアの商品って、ふたり暮らし以上向けの商品が多いもんね…。

のんびり食べたので、周りはいろんな人が入れ替わっていたけど、印象的だったのが、食事前にダスターで机の上をきれいに拭いている男子を2人見たことでした(どちらも彼女連れ)。「女の子だから気が利かなきゃだめよ」と言われる世界線はとっくに消滅しているのかも知れない…と思った。

中華街散策

朝ご飯は中華街東門すぐのサンマルクで。全体的に朝の遅い中華街の中で、ここは7時に開くのでホテルで朝食を摂らない旅人にはありがたいのでした。なんかね、1個ずつビニール袋に入った状態も、すっかり当たり前になったなーと思ったり。

夫はいつも通り、チョコクロにアメリカンコーヒー。私は、今日はサンドではなく、季節限定品のプレミアムチョコクロスイートポテトにしました。パッケージがハロウィン仕様。キャラメルソースを絡めたサツマイモが入ったチョコクロで、おいしかったんですが、チョコクロ原理主義者の夫に言わせると、「チョコが少ない」。確かにそれは事実で、チョコが好きな人は、普通のチョコクロを食べた方がいいとは思いました。でも、芋が好きな人なら、これもよし。ちなみに、単品のお値段は、普通のチョコクロよりも+90円(280円)。

横浜来るとここのサンマルクはちょいちょい入るんですが、なんか、以前よりもさらに人がいなくなったなーと思いました。この手の店って、普通、通勤時間前にちょっとしたピークがあるもんですが、今日がたまたまかも知れないけど、ほんとに、全然、人がいなかった。静かにゆっくりコーヒーが飲めてありがたいんだけど、それでいいのか…と言う気持ちもあったりして、少し複雑。

崎陽軒のシウマイBARの上の大きな看板、今回はKIRINのSPRING VALLEYの広告だった。これ「『麒麟が来る』の2人がKIRINの広告してるよ…」ってニヤッとできるのは、一体何人いるのでしょうね。正直、大河ドラマやっているうちに遠慮せず広告打っといた方がよかったのに…と思ったけど、品のいい会社なんだろうなと。

散歩がてらに、開店前の中華街をぶらぶら。朝日にさらされた中華街は、お芝居のセットの裏側みたいな雰囲気も感じる。

関帝廟。通りがかる度に撮ってるけど、いい感じに撮れることはめったにない。今日もイマイチ。

関帝廟の隣の中華学院。がっつり建て替え中。大分大昔に、この学校の脇を通りがかったときに、フェンスからサッカーボールが飛び出してきたので、拾って投げ入れてあげたことがあった。そのときの男子生徒の態度が礼儀正しくて、なんとなくいい印象で残っている。

善隣門。「中華人民共和国72周年、中日国交正常化49周年」の横断幕が掲げられている。ちなみに私は、国交正常化後に生まれているのですが、こういう数字を見ると、つくづく自分は、本当の意味での戦後の子なんだなと思う。

中華街は人が多いので、基本、上を向いて歩くことはない。なので、このカニは、初めて気づいた。

ついでに、メニューも見てみた。ほんとにカニのお店なんだなぁ。興昌という、創作中華のお店だそうです。

ホテル(ローズホテル)に帰還。やっぱりちょっと変わった外観です。

泊まった部屋は、当日予約可能ないわばたたき売りのお部屋だったんで、あんまり期待していなかったんですが(実際、エレベータ脇で眺望ゼロ)、とにかく古いホテルならではのゆったりした間取りがなんとも言えず良かった(ツインでベッドがセミダブルサイズなのが嬉しいー)。コンセントが少ないのと、Wi-Fiがやや弱いのはちょっと残念でしたが、のんびりしに行くと思えばそれもよし。蛇口やスイッチパネルのレトロ感は味があって良かったです(水回りや気温室温に不便は全くなく、快適でした)。

で、チェックアウトしてお昼を食べてから帰ったんですが、長くなったので、次の記事に回します。

中華街散策

今日は十五夜なので、白玉粉もあるしお団子でも作ろうかなと思っていたのだけど、夫が急に「ローズホテルの素泊まりが安いから泊まりに行かない? 月餅買えるよ」というので、その提案に乗ってみる。みなとみらい線の山下公園口を出て、中華街東門をくぐってすぐのY字路を右に行くと、なんかちょっとゴツゴツ感が80年代風というか、都内では見ないデコラティブな大きい建物があって、1階に重慶飯店が入っている大きな建物。それがローズホテル

ぱっと見異様な雰囲気だし、通りすがりに覗くロビーは薄暗い(ように見える)ので、ちょっと敬遠していたんですが、実際に入ってみると、ごく普通のシティホテルでした。1つ勘違いしていたのは、長らく1階に重慶飯店が入っているホテルだと思っていたんだけど、ちょっと違って、重慶飯店が経営しているホテルなんだそうです。今回は素泊まりだし、結局ホテルでは何も食べなかったんですが。

今日は十五夜なんですけど、中華圏の人にとっては中秋節であって、ロビーには巨大な月餅が、お獅子と一緒に飾られていました。説明書きには1994年から毎年作っていて、直径1m、黒あん42㎏、皮の生地10㎏、アヒルの塩卵8㎏(700個)だそうです。なんか大きすぎて、最初食べ物に見えなかったけど、これ、やっぱり、最後はみんなで食べるんですよね、きっと。

チェックインしてから、中華街をぶらぶらしつつ、お目当ての月餅を買い歩く。中秋節当日で、もう夕方なので、定番の品は売り切れていたり、品薄だったりも結構多かった。水曜日なので、定休日のお店もちらほらあったし。

今回買ったのは、こんなの。こんなに食べられるのかな…と自分でも思いながら6個、全部で1キロはありそうな重量でした。

  • 華正樓の仲秋伍仁月餅
  • 翠香園の金銀肉月(五目木の実+金華ハム)、伍仁鹹肉(五目木の実+ひと塩)、伍仁甜月(五目木の実)、旦黄蓮蓉(はすの実あん+塩卵1個)
  • 紅棉の双黄蓮蓉月餅(塩卵2個入り蓮餡の大月餅)

月餅を買った後は、関帝廟でお参りしたり(参拝は有料なのは知ってたけど、どのくらいお金を払えばいいのかが、いつも外から眺めるだけだった。結論から言うと、線香代1人500円で、ここが最低ラインと言うことが分かったので良かったです。今度は金紙も買って、もっと徳を積もうと思いました)、

明日の朝食用のパンを買いに元町まで出たりして(結局、めぼしいパンは見つからず。この辺は水曜日が定休日のお店が多いんですね)、ぶらぶら。

帰りに媽祖廟の前を通ったら、何か神事のようなことをしていました(中秋節のお祀りだったそうです)。

晩ご飯は、やっぱり南粤美食に行きたいな…と思ったら、残念なことに今日はディナーなし。だったら私は翠香園とか、菜香新館とか、きれいめのお店でゆっくり食べたいな…と思ったんですが、それを夫に言うのは、なんか説明しにくくて(というか、ここ数年で、あの店のアレを食べるぞ! みたいな欲望が結構薄くなっていて、今自分が何を食べたいのかを明確に言語化するのが、年々難しくなってきている)、とりあえず行ってみたいお店リストに入れておいた鳳林に行く。

ランチで行くイメージがあったので、夜だとどう食べようかな…と悩んで、結局目に付いた、ワタリガニのドウチ炒め、酢豚、餃子を注文。最近は量を食べられないので、どう頼むかは結構神経を使う。注文する際、ワタリガニは殻付きだけどいいか? と聞かれたので、問題ないよと言ったけど、実際、がっつり食べにくく、私は何の問題もないんだけど、夫には悪いことをしたなと少し思った。

カニフォークを添えてくれたけど、私は使わなかった。ガブっとかじって、しゃぶって、おしまい。その後で出してくれたハサミがびっくりするぐらい切れ味が良くて、どこのメーカーのか、写真を撮ってくれた良かったなぁと少し後悔してる。

このドウチソースがおいしかったので、今度は、違う素材のドウチソース煮を食べてみたいな…と思った。

酢豚は、べったり甘酸っぱい、もうなんていうか、酢豚! って感じの酢豚だったんですが、妙においしかったです。お肉の衣が、ドーナツみたいな感じで(夫はアメリカンドッグと言っていたが、さもありなん)、分厚くて、サクサクで、食べ応えがあるのに軽い。なんか好きな味でした。

餃子もね、おいしかったんですが、写真撮り忘れた。しっかり味付けされたお肉がむっちり入った焼き餃子で、そのままでも、ご飯と食べてもおいしいだろうなーという感じ。また食べたい。

食後は満腹だったんですが、外食にありがちな苦しさは全然なくて、2時間ほど経ったらむしろスッキリしていました。今度は、テレビでよく紹介されているという、フカヒレチャーハンとかいっちゃうか。

食後に山下公園まで行って、お月見。同じことを考えている人が多いのか、たまたまそういう時間帯だっただけなのか分からないけど、ベンチは空を見るカップルがずらりと座り、そぞろ歩きする人も多かった。21時を過ぎたら急に人気がなくなったので、天気のいい日は毎日こんな感じなのかも。

雲がかかっていて今日は月見は無理かなと思っていたけど、時々雲間から覗かせていて、真ん丸のいい姿を拝めました。

空を見ながらつらつら喋っている中で、夫が、今Twitterで話題の「お腹に入れば皆同じ」と言い切るサイコパスな奥さんの話をしてきたので、私はそのネタ(マンガ)をよく知らんのだけど、そういうことを言わない奥さんで良かったね…と言ったら、そうだね、いつもおいしいものばっかり食べてるよ、この前の萩の月も最高だった、と返答してきたので、なんだかみょーに腹が立った。この文脈で、私が今まで作ってきたものではなくて、買ってきたものがおいしいと言う神経ってどうなのかと。私は本気で腹を立てたのだけど、夫は私の怒りは全く理解できていないようで、なんかそれって、マンガの話と似てるんじゃないか? 読んでないから知らんけど。そのマンガ、奥さんのサイコパスっぷりが話題みたいだけど、話の本質は、案外あるある話でもあるのかも…などと思ったのでした。

マンガの話はさておき、「お腹に入れば皆同じ」というのは、好き嫌いの多い家族を抱えている主婦ならば、皆思うことだろうと思う。家族が満足し、かつ自分もそれなりに満足し、きちんと経済的に成り立つ献立を考えることがどれだけ大変か。これだけのことを考えて実行し継続する能力体力を、他のことに振り分けられたならどんなに良かったかと思う気持ちに応えることは、食べるだけの人間の責務だと思う。問題は、食べるだけの人間にはこの大変さが1ミリも理解できないということで、分からない人間に分からせることは無理な話なので、最適解は大変なことはやらないと言うことになる。こういう骨格の話は、案外どこにでも転がっている話なんだけど、意外と普遍化しにくい。難しいなぁと思う。

みなとみらい方面に目を向けると、エレクトリカルパレード状態で、こういう景色が見られるのも、横浜のいいところだよなーと思ったり。で、横浜に来る度に賃貸情報を検索するんですが、この辺は賃貸だと1Kばっかりなのね。なので、この辺に住みたければ買うしかないけど、どうなのよ。…という、脳内やりとりを毎度行っていて、今回も「無理」という結論に達して終わった。

ホテルに戻って、買ってきた月餅を少し食べる。翠香園の金銀肉月と、紅棉の双黄蓮蓉月餅。

金銀肉月はテスト代わりに別の記事で書いたから改めて感想は書かないけど、一口食べた瞬間に、「あー、これ好きだな」と思ったので、来年も買いたい。 紅棉 で買ったときに、「お月見だから、今日食べてね」と言われたので、ちゃんと食べます。良いことがあるといいな。

中秋の月餅

翠香園の金銀肉月。五仁月餅に金華ハムが入ったもので、ねっちり甘いナッツ餡にうまみと塩気の強い金華ハムの組み合わせが絶妙の甘塩っぱさを演出していて、なんともしみじみおいしい。

検索すると、五仁月餅というのは、月餅の餡の中でもトラディショナルなものだそうで、近年はあまり人気がないと紹介しているメディアもあった。金華ハム入りの五仁は老人に人気と紹介しているところもあったので、まぁそういうポジションの食べ物なんでしょう。実際、横浜中華街でこれを作っているのは、恐らく翠香園だけらしいというのも、なんとなくそういう感じがする。日本で言うとどの辺りの食べ物になるのかな。ざらめをまぶしたせんべいとか、泡雪せんべいとか、そういう感じ? 老人だけが好んで食べる食べ物って、しかし、一体何だろうな。

月餅には、国家基準があるらしく(GB/T19855-2015)、中身に関して色々細かく定められている。簡単に言うと、あんまり混ぜ物をするなという定めだが、こうやってきちんとルール化されているところが、中秋節というのは大事な行事なんだなと言うことが分かる。五仁月餅に関しては、くるみ、あんずの種、オリーブの種、ひまわりの種、ごまの5つをきちんと入れたものじゃないと、五仁と名乗ってはいけないらしい。それ以外のナッツを使った月餅は果仁月餅と名乗らなくてはいけないそうだ。

他にも色々買ったので、ゆっくり楽しもうと思う。あと数日おいた方がなじみが良くなりそうなので、それも楽しみ。