
土砂降りの中歌舞伎を観に行って、そのあと魚竹でお昼を食べる。芝居が終わってもまだ雨は土砂降りのままで、正直魚竹まで行くのは面倒だったんだけど、折角だから宮川食鳥鶏卵に寄ってみようと思っていて、だったらと同じ方向なのだからと覚悟を決めていく。
行列だったら止めようと思っていたけど(通りがかった八五は7人ほどが傘差して外で待っていた。あそこは予約制だから前のグループが食べ終わるまでは外で並んで待つしかないんだけど、なんかお気の毒)、外に並んでいる人はいなかったので思い切って引き戸を開けたら、ちょうどひとつだけ席が空いていてよかった。
焼鮭定食。ここの鮭は焼き漬けなんだよね。ご飯にも酒にも合うオールマイティな味。ご飯は軟らかめで私好み。ものすごく頑張って13分で完食した(私にしては早い)。
この後、予定通り宮川に行き、誰も他にお客がいないのを幸い、マイペースで注文しながら注文の仕方を覚える。これが老舗の安定感なのか、おじさんの対応が何かにつけて心地よく、気持ちよく買い物をさせて貰った。気持ちよくお金を使えるって、なかなかないです、ああいう体験。最後に「折角おいしいものを買ったのだから、滑って転んで、なんてことのないようにね」と言われたのだが、自分のところの商品を堂々と「おいしいもの」といえるところに、なんともいえずしびれた。

今日観たのは、吉例顔見世大歌舞伎の第一部で、「神の鳥(こうのとり)」と「井伊大老」の2本。
「神の鳥」は出石永楽館の為に作られたお芝居で、なるほど豊岡の人が観たら盛り上がりそうなシーンが盛り込まれているし、歌舞伎のおいしいところがちりばめてあって、楽しい舞台でした。特に後半の愛之助扮する山中鹿之介幸盛が出てきてからは、久しくこういう荒事を観ていないのもあって、妙に楽しかった。そろそろ古典的な十八番も観たいんですが、團十郎襲名はいつなんでしょうね。
「井伊大老」のほうは、うっかり寝落ちしてしまい、ほとんど記憶になし。好きな芝居だったのに残念…と思いつつ、でもやっぱり私はこの芝居は吉右衛門&雀右衛門のコンビが好きなんだよな。

そういえば、銀座駅から地下道経由で歌舞伎座に行く途中に台北市政府観光伝播局の大きな広告を見かけた(まだ観光目的での台湾入国は無理なはずだが…)。そういえば電車の車内動画広告にも訪日外国人向けのアプリ(Japan Official Travel App)の広告が流れていて、ふーんと思ったんだけど、みんな来年は旅行も解禁になるはずと踏んでいて、それを見据えて動いているって感じなのかなぁ。

土砂降りの中で食事して買い物して重たい荷物持って駅まで着いたら、雨が上がっていたので、帰宅して荷物を置いてすぐに大國魂神社の酉の市へ。今年は二の酉までなので、時間があるうちに行ってしまった方が良かろうと、そそくさと出かける。同じことを思った人は結構多いのか、雨上がりなのに案外人出は多かった。
昨年に引き続き、今年も熊手屋さん以外の露天はなかった。他の酉の市だと解禁しているところもあったようだけど、やっぱりまだ難しいよな…とは思う。

6軒ほど熊手屋さんが出るんですが、ここでは買わず、奥の大鷲神社にお参りしてから、神社の売店で1000円の熊手を買う(3000円、1000円、500円の3種類を売っている)。その前に去年買った熊手を神社が設けた回収所に納めるんだけど、正直なところ、どのみち同じものを買うんだよなーという気持ちもなくはない。けれど、縁起物だし、そういうものなのだと言い聞かせて、今年も同じ熊手を買うのでした。

久しぶりなので、神社をぐるっと回っていたら、「人形流し」なんてものができていた。この奥でひっそりやっていて、1回100円なんだけど、結構手順が色々あったので、また今度、天気のいい日にお願いしに来よう。

その後スーパーで買い物して、なんともヘトヘトだったので、一息つきにNORTH LINK coffee & tea coworkでお茶。珍しくアイスコーヒー。お昼にがっつり白米を食べたので、なんだか体がカッカしている。