
翠香園の金銀肉月。五仁月餅に金華ハムが入ったもので、ねっちり甘いナッツ餡にうまみと塩気の強い金華ハムの組み合わせが絶妙の甘塩っぱさを演出していて、なんともしみじみおいしい。
検索すると、五仁月餅というのは、月餅の餡の中でもトラディショナルなものだそうで、近年はあまり人気がないと紹介しているメディアもあった。金華ハム入りの五仁は老人に人気と紹介しているところもあったので、まぁそういうポジションの食べ物なんでしょう。実際、横浜中華街でこれを作っているのは、恐らく翠香園だけらしいというのも、なんとなくそういう感じがする。日本で言うとどの辺りの食べ物になるのかな。ざらめをまぶしたせんべいとか、泡雪せんべいとか、そういう感じ? 老人だけが好んで食べる食べ物って、しかし、一体何だろうな。
月餅には、国家基準があるらしく(GB/T19855-2015)、中身に関して色々細かく定められている。簡単に言うと、あんまり混ぜ物をするなという定めだが、こうやってきちんとルール化されているところが、中秋節というのは大事な行事なんだなと言うことが分かる。五仁月餅に関しては、くるみ、あんずの種、オリーブの種、ひまわりの種、ごまの5つをきちんと入れたものじゃないと、五仁と名乗ってはいけないらしい。それ以外のナッツを使った月餅は果仁月餅と名乗らなくてはいけないそうだ。
他にも色々買ったので、ゆっくり楽しもうと思う。あと数日おいた方がなじみが良くなりそうなので、それも楽しみ。