
この日が私の初芝居でしたが、あいにくの雪。壽初春大歌舞伎の1部を観るために歌舞伎座に着いたときにはもうちらちら降っていましたが、終わって出たときにはこんな感じに本降り。月に数回しか都心に出ないのについてない。

1階ロビーの鏡餅。毎年思うのだけど、この餅は、一体どうなるのだろう。こんだけカチカチだと、かき餅にするしかないのかなぁ。
第1部は一條大蔵譚で、長成を勘九郎、鬼次郎が獅童、お京が七之助。常盤御前が扇雀、鳴瀬は歌女之丞。長成は今の花形さんも色んな方がやっていますが、勘九郎さんの長成はかなり好みの雰囲気。このままやり続けていって欲しいです。
(ちなみに、私はたまたま当初の配役通りでお芝居を観ましたが、虎之介がコロナ陽性で、扇雀、七之助、橋之助、福之助、歌之助が濃厚接触者となり1月14日は休演。15日以降は一條大蔵譚は、常盤御前は歌女之丞、お京は京蔵、鳴瀬は國久に代役と言う形で続行されました)。

次の祝春元禄花見踊は、獅童の息子の小川陽喜くん初お目見えで、陽喜くんは本当に小さくて、あんな小さいのにちょこまかと動いている様子がお人形のようで、圧倒的に愛らしかった。初お目見えは、周りの人の温かいまなざしがまたひとつの見所であって、人生これからという人が、先達から祝福されている様子を見るのは、なかなか良いものでした。

今月からめで鯛焼きが復活しています。まだロビーでは食べられず、5個単位で予約して、終演後に1階で受け取るという形。吉兆も制限しつつも営業再開しているし、このまま日常に戻ってくれるといいのだけど。

今日は2部も観るので合間に食事をしなければならないのだけど、ここまで雪が降っていると、ほんの少しでも外に出るのは気が進まない。ということで、歌舞伎座タワーの寿月堂に行ってみることに。
ただ、同じことを考えている人が多くて、席に座るまでに大分待つ。といっても20分くらいだけど、見通しの立たない中での20分はかなりの長時間に感じるものなんだなぁ、と改めて思った。こんな時、これまでなら歌舞伎座脇の富士そばに行ったのになぁ…(昨年秋に閉店)。なんで閉店しちゃったのか。
待っている間に、食事はサンドイッチしかないと言われてそれでいいと返事していたのだけど、一人前だけおにぎりありますと言われて、喜んでそれを注文。「『佐賀のはしり』と『こんとび』で包む5種の俵おむすび」というものなんだけど、おにぎり好きなので、非常に嬉しいメニューでした。ただ、なんだかバックヤードがものすごく混乱していて、結構待ちました。
私のひとつ空いた隣の席にいたお姉さんも大分待っている風で、食事がつくやいなやものすごい勢いで平らげて足早に会計していったのが印象的だったのですが、それは今日だけたまたまだと思いたい…。

「佐賀のはしり」も「こんとび」もおいしかったのですが、個人的にはこの、お吸い物に入っている海苔もよかったです。これ、商品名が分かったら多分買って帰ったと思う。

歌舞伎座タワーの庭園も雪化粧。寿月堂には、この景色がよく見える窓際の席もあるようなのですが、今回は完全インドアのカウンターに座ったので、今度は窓際に行ってみるかなぁ(でも、マダムが多そうでちょっと緊張しそう)。
ちなみに、2部の開始時間(14時半)ギリギリに間に合いました。よかったー。